ケアマネ用語「予防的リハビリテーション」を全部教えて!

アヤさん、こんにちは。かいごの学校の馬淵です。 「予防的リハビリテーション」は、ケガや病気のあとに元の生活へ戻るだけでなく、これから先に体が弱りすぎないように支える大切な考え方です。このページでは、ケアマネさんが知っておきたい意味や役割を、やさしく分かりやすくお話ししますね。
当ブログは全てAIが執筆しています。どうか優しい気持ちでお読みください。

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予防的リハビリテーションとはどんな意味ですか?

アヤ: 予防的リハビリテーションって、どういう意味ですか?
馬淵: アヤさん、いい質問ですね。予防的リハビリテーションは、病気やけががひどくならないように、あらかじめ体を動かしたり、生活のやり方を整えたりすることです。たとえば、転ばないように足を動かす練習をしたり、手すりを使って安全に歩く練習をしたりします。
アヤ: それって、もう困ってからやるんじゃなくて、困る前にやるってこと?
馬淵: その通りです、アヤさん。先に準備するイメージです。雨が降る前に傘を用意するのと似ています。転んでから治すより、転ばないように体を整えるほうが大切なこともあります。
アヤ: たとえば、どんな人がやるの?
馬淵: たとえば、足が少し弱くなってきたお年寄りや、長くベッドで休んでいて体がかたくなりそうな人です。すぐに大きな運動をするのではなく、少しずつ体を動かして、元気を保つ手助けをします。
アヤ: ふつうのリハビリと何がちがうの?
馬淵: ふつうのリハビリは、けがや病気でうまく動きにくくなった体を元に戻すためにやることが多いです。予防的リハビリテーションは、悪くなる前に、今の力を守るためにやるところがちがいます。おうちの電池が少なくなる前に、早めに充電するようなものですね。
アヤ: なるほど!ケアマネのお仕事にも関係あるの?
馬淵: はい、とても関係があります、アヤさん。ケアマネは、その人が元気に生活できるように考えます。だから、転ばない工夫や、体を弱らせない工夫を考えるときに、予防的リハビリテーションが役立ちます。
アヤ: じゃあ、体を守るための先まわりの練習ってことだね!
馬淵: その通りです。とてもよくつかめています。予防的リハビリテーションは、元気にくらし続けるための前もっての準備、と考えると覚えやすいですよ。

ケアマネが予防的リハビリテーションを理解する必要はありますか?

アヤ: ケアマネになりたいんだけど、予防的リハビリテーションって、ケアマネも知っておいたほうがいいの?
馬淵: いい質問だね、アヤさん。
うん、ケアマネは予防的リハビリテーションを理解しておく必要があるよ。
たとえば、転ばないように体をきたえたり、できることを減らさないように手助けしたりする考え方なんだ。
ケアマネは、これから体の力が弱くなりそうな人に、どんな支えが合うかを考えるお仕事だからね。
アヤ: でもさ、リハビリの先生がやることじゃないの? ケアマネも知るの?
馬淵: その通り、実際に体を動かす指導はリハビリの先生が大きく関わるよ。
でもケアマネは、全体の作戦を立てる人なんだ。
たとえば、お家の電気が切れそうなときに、電球を替える人と、いつ替えるかを考える人がいるよね。
ケアマネは後ろで全体を見て、必要な人につなぐ役目があるんだ。
アヤ: じゃあ、知ってないと困ることがあるの?
馬淵: あるよ。
もし予防的リハビリテーションを知らないと、まだできる力を守る方法を見のがすかもしれない。
すると、必要以上に手伝いが多くなって、その人が自分でできることが減ってしまうことがあるんだ。
たとえば、少し歩ける人に全部車いすだけを使うと、歩く力が弱くなることがあるよね。
アヤ: なるほど! じゃあケアマネは、リハビリのことも少し先生みたいに知るの?
馬淵: そうだね、先生みたいに全部をするわけではないけれど、基本は知っておくととても役に立つよ。
予防的リハビリテーションを知ると、
「今の力を保つには何がいいかな」
「どんな支援ならやりすぎにならないかな」
と考えやすくなるんだ。
アヤ: ケアマネって、ただ予定を決める人じゃないんだね!
馬淵: そうなんだ、アヤさん。
ケアマネは、ただ予定を並べるだけではなく、その人ができることを長く保てるように考える人なんだよ。
だから予防的リハビリテーションの考え方は、とても大事なんだ。
アヤ: じゃあ最後に、ひとことでいうと何?
馬淵: ひとことでいうと、ケアマネは「その人の力をへらしすぎない支え方」を考えるために、予防的リハビリテーションを知っておく必要がある、ということだよ。

予防的リハビリテーションと機能回復リハビリテーションはどう違いますか?

アヤ: 馬淵先生、予防的リハビリテーションと機能回復リハビリテーションって、どう違うの?
馬淵: アヤさん、いい質問ですね。
とても簡単にいうと、**「まだ悪くならないようにするリハビリ」**と、**「弱くなった体の力を取り戻すリハビリ」**の違いです。
たとえば、ランドセルが重くて背中が痛くなりそうなときに、姿勢をよくして体を守るのが予防的リハビリテーションに近いです。
一方で、けがをして走れなくなったあとに、また少しずつ走れるように練習するのが機能回復リハビリテーションに近いです。
アヤ: じゃあ、予防的リハビリテーションは、先に守るためのものってこと?
馬淵: その通りです。
**予防的リハビリテーション**は、元気な力をできるだけ長く保つためにします。
たとえば、転ばないように足の力をつけたり、体を動かしやすくしたりします。
アヤ: じゃあ、機能回復リハビリテーションは、もう弱くなったあとにするの?
馬淵: そうです。
**機能回復リハビリテーション**は、病気やけがで落ちた力を、少しずつ取り戻すためにします。
たとえば、骨折のあとに、また歩けるように練習することです。
アヤ: つまり、予防は「転ばないようにする」、回復は「転んだあとに立ち上がる」って感じ?
馬淵: とても上手なたとえです。
その通り、
– **予防的リハビリテーション** = できなくなる前に守る
– **機能回復リハビリテーション** = できなくなったことを取り戻す
という違いです。
アヤ: ケアマネになったら、その違いもちゃんと考えるんだね!
馬淵: そうです、アヤさん。
ケアマネは、その人に今いちばん合う支え方を考えます。
だから、**今は予防が大事なのか、回復が大事なのか**を見分けることがとても大切です。
アヤ: うん、少しわかった!もっと覚えやすい言い方ある?
馬淵: ありますよ。
**予防は「守るリハビリ」**、**回復は「取り戻すリハビリ」**と覚えるとよいです。
アヤさん、これなら思い出しやすいでしょう。

予防的リハビリテーションはどんな利用者に必要ですか?

アヤ: 予防的リハビリテーションって、どんな利用者に必要なの?
馬淵: アヤさん、いい質問ですね。予防的リハビリテーションは、まだ大きく動けなくなっていないけれど、このままだと体が弱りやすい人に必要です。たとえば、病気のあとで体力が少し落ちた人や、入院が長くてベッドにいる時間が多い人、足腰が弱って転びやすくなってきた人に向いています。
アヤ: まだ動ける人にも必要なの?
馬淵: はい、そうです。たとえば、自転車はこげるけれど、タイヤの空気が少ないままだと走りにくくなりますよね。体も同じで、今は動けても、そのままにすると力が落ちてしまうことがあります。だから、元気なうちに体を動かして、弱りにくくするのが大切なんです。
アヤ: どんなことをするの?
馬淵: むずかしい運動ばかりではありません。立つ、歩く、手を伸ばす、少しずつ筋肉を使う、そんな基本の動きを練習します。たとえば、毎日少しずつ階段をのぼる練習をして、足の力を守るようなイメージです。
アヤ: どうして早めにやるの?
馬淵: 体が弱ってから直すより、弱りすぎる前に守るほうが、生活しやすさを保ちやすいからです。転びにくくなったり、自分でトイレや着替えがしやすくなったりします。
アヤ: じゃあ、予防的リハビリは「まだ大丈夫」な人にも大事なんだね。
馬淵: その通りです、アヤさん。ケアマネになるなら、「今の困りごと」だけでなく、「これから困りそうなこと」に気づくことが大切です。
もう一つ考えてみましょう。アヤさん、もしおじいちゃんが最近あまり外に出なくなったら、どんなことが心配ですか?

予防的リハビリテーションの目的は何ですか?

アヤ: 予防的リハビリテーションの目的は何ですか?
馬淵: アヤさん、よい質問ですね。予防的リハビリテーションの目的は、元気な体や動ける力をできるだけ長く保つことです。たとえば、階段をのぼる力や、立ったり歩いたりする力が弱くならないように、体を動かす練習をします。
アヤ: ええっ、まだ元気でもやるの?
馬淵: そうです。病気やけがで困ってから始めるだけでなく、困る前に体を守るのが大事なんです。たとえば、おもちゃがこわれないように大事に使うのと同じです。
アヤ: それって、どんなことをするの?
馬淵: たとえば、足をしっかり上げて歩く練習をしたり、イスから立つ練習をしたりします。体を少しずつ使って、転びにくい体を作るんです。
アヤ: なんで転ばないようにするのが大事なの?
馬淵: 転ぶと、けがをしたり、こわくなって外に出にくくなったりします。すると、もっと体が弱りやすくなります。だから、転ばない力をつけることは、とても大切なんですよ。
アヤ: じゃあ、予防ってすごく大事なんだね!
馬淵: その通りです。予防的リハビリテーションは、元気な毎日を長く続けるための準備なんです。アヤさん、ほかにも気になることはありますか?

予防的リハビリテーションではどんな支援を行いますか?

アヤ: 馬淵先生、予防的リハビリテーションではどんな支援をするの?
馬淵: アヤさん、いい質問だね。
予防的リハビリテーションは、体が弱ってしまう前に、元気に動けるように手伝うことなんだ。たとえば、転ばないように足をきたえたり、毎日のお風呂や着がえを自分でしやすくしたりするよ。
アヤ: 体が弱る前に手伝うんだね! じゃあ、どんなことをするの?
馬淵: たとえばね、
・立ち上がる練習
・歩く練習
・手や足を動かす体操
・食べる力を保つための工夫
・部屋の中で転びにくくする片づけ
こういう支援をするよ。
たとえるなら、植物がしおれないように毎日水をあげるみたいなものだね。
アヤ: へえ! それって、みんな同じことをするの?
馬淵: いいえ、アヤさん。人によって必要なことはちがうんだ。
たとえば、足が弱くなってきた人には歩く練習が大事だし、食べるのがむずかしい人には食べやすい形にする工夫が大切だよ。
つまり、その人に合ったお手伝いをするんだ。
アヤ: ケアマネは、そこでもお手伝いするの?
馬淵: するよ。ケアマネは、どんな支援が必要かを考えて、リハビリの人やお医者さん、家族といっしょに計画を立てるんだ。
たとえば、みんなで地図を見ながら、ゴールまでの道を決める案内役みたいな仕事だよ。
アヤ: なるほど! 予防的リハビリテーションって、元気を守るための準備なんだね!
馬淵: その通りだよ、アヤさん。
体が動きやすいまま過ごせるように、早めに支えるのが大事なんだ。
もし次に知りたいことがあったら、また聞いてごらん。

予防的リハビリテーションは介護予防とどう関係しますか?

アヤ: 馬淵先生、予防的リハビリテーションって、介護予防とどう関係してるの?
馬淵: アヤさん、いい質問だね。予防的リハビリテーションは、体の力が弱くなりすぎないように先に体を動かしておくことなんだ。介護予防は、介護が必要になるのをできるだけ先にのばす考え方だよ。つまり、予防的リハビリテーションは、介護予防をするための大事な方法のひとつなんだ。
アヤ: えっと、先に練習するってこと?
馬淵: その通りだよ。たとえば、すべりやすい道を歩く前に、しっかり靴ひもを結ぶ感じだね。転ばないように準備するのが予防的リハビリテーションで、その結果、介護がいらない体に近づけるのが介護予防なんだ。
アヤ: じゃあ、運動するだけでいいの?
馬淵: 運動だけじゃなくて、食べること、眠ること、外に出て人と話すことも大事だよ。体だけの元気じゃなくて、毎日の生活を元気にすることが介護予防につながるんだ。
アヤ: なるほど!じゃあ、ケアマネになったらどうやって考えるの?
馬淵: ケアマネさんは、その人に合った方法を考えるんだ。たとえば、足の力が弱い人には足を使う練習をすすめたり、家で転ばない工夫を考えたりするよ。アヤさんが将来ケアマネになったら、その人が今できることを守るために、予防的リハビリテーションを上手に使うことが大切になるね。
アヤ: すごい!つまり、体を元気にして、介護がいらない時間をのばすんだね!
馬淵: そうだよ、アヤさん。予防的リハビリテーションは、介護予防の土台みたいなものなんだ。小さな積み重ねが、あとで大きな助けになるんだよ。

予防的リハビリテーションは要介護度の進行を防げますか?

アヤ: 予防的リハビリテーションって、要介護度が重くなるのを止められるの?
馬淵: とても大事な質問ですね、アヤさん。
予防的リハビリテーションは、要介護度の進行をゆっくりにする助けになります。ですが、ぜったいに止められる、というものではありません。
アヤ: どうして止められないこともあるの?
馬淵: たとえば、お庭の草を毎日少しずつ抜くと、草が増えにくくなりますよね。
でも、雨が多かったり、土の中にたくさん根っこがあったりすると、草がまた生えてきます。
体もそれと似ていて、運動をしたり体を動かしたりすると元気を保ちやすいですが、病気や年れい、けがなどがあると、進み方を完全には止めにくいのです。
アヤ: じゃあ、リハビリはやってもムダなの?
馬淵: いいえ、ムダではありません。
予防的リハビリテーションは、転びにくくしたり、立つ・歩く力を保ったり、お風呂やトイレに行く動きを続けやすくしたりします。
つまり、毎日の生活を自分でできる時間を長くしやすいのです。
アヤ: どんな人に大事なの?
馬淵: 体が少し弱ってきた人、転びやすい人、あまり動かない時間が多い人にとても大事です。
早いうちに始めるほど、体の元気を守りやすいことが多いです。
アヤ: ケアマネになったら、どう考えたらいいの?
馬淵: ケアマネさんは、病院の先生やリハビリの先生、家族の人と一緒に、その人に合ったやり方を考えます。
たとえば、毎日少し歩く、椅子から立つ練習をする、家の中でつまずかないようにする、こうした小さな工夫を組み合わせます。
大きな力1つより、小さな工夫をたくさん集めるほうが、進行を防ぐ助けになります。
アヤ: なるほど!じゃあ、予防的リハビリは進行をゼロにするんじゃなくて、ゆっくりにして、元気に暮らせる時間をのばすんだね?
馬淵: その通りです、アヤさん。
大切なのは、できるだけ早く、無理なく、続けやすく行うことです。
それが、要介護度の進行を防ぐ大きな助けになります。

予防的リハビリテーションをケアプランにどう反映しますか?

アヤ: 予防的リハビリテーションって、ケアプランにどう入れたらいいの?元気なままでいられるようにしたいんだけど、どこに書けばいいのかな?
馬淵: いい質問だね、アヤさん。
予防的リハビリテーションは、「できなくなってから直す」よりも、「できる力を今のうちに守る」ための考え方だよ。
ケアプランには、たとえばこんなふうに入れるんだ。
– 立つ、歩く、座る動きを保つ
– 転ばないようにする
– 手や足をよく動かして筋力を保つ
– できることを自分で続ける
たとえば、お花に水をあげる前に土が乾きすぎないように見るよね。
それと同じで、体が弱りすぎる前に、少しずつ動けるようにするのが予防的リハビリテーションなんだ。
アヤ: じゃあ、目標には「元気でいる」って書けばいいの? それとも、もっとくわしく書くの?
馬淵: もっとくわしく書くと、ケアプランがよく伝わるよ。
たとえば、
– 3か月後も家の中を手すりで安全に歩ける
– 毎日、椅子から立つ運動を続ける
– ひとりでできることを減らさない
こんなふうに、「何を」「どれだけ」「いつまでに」を書くといいんだ。
大きなゴールだけだと地図がざっくりしすぎるけど、細かく書くと道が見えやすくなるよ。
アヤ: でもさ、リハビリって病院でやるものって思ってたよ。ケアプランでもほんとに必要なの?
馬淵: その考えはとても大事だね。
リハビリは病院だけじゃなくて、家やいつもの生活の中でもできるんだ。
たとえば、歯みがきのあとに足の運動をする、テレビを見ながら手を開いたり閉じたりする、こういう小さな工夫も立派な予防的リハビリだよ。
ケアプランでは、
「日常生活の中で、無理なく続ける」
「家族や支援する人が一緒に見守る」
こうした形で入れると、続けやすくなる。
アヤ: もしその人があんまり動きたくない時は、どうしたらいいの?
馬淵: そんな時は、いきなり大きな運動にしないことが大切だよ。
たとえば、いきなり遠くの山に登るんじゃなくて、まずは家の前を少し歩くくらいから始める感じだね。
ケアプランには、
– できる量から始める
– 好きな時間に合わせる
– できたことを確認する
と書くといい。
無理が少ないと、続けやすくなるんだ。
アヤ: なるほど!じゃあ、予防的リハビリテーションは「体を守るための毎日のちょこっと運動」って感じ?
馬淵: そうだよ、アヤさん。
とても近い考え方だね。
ケアプランでは、ただ運動を書くんじゃなくて、
「なぜやるのか」
「何を守りたいのか」
「どんな方法で続けるのか」
まで入れると、もっとよいプランになるよ。
アヤ: じゃあ最後に、ケアプランに書くときのコツをひとことで言うと?
馬淵: ひとことで言うなら、
「今の力を、毎日の生活の中で守る形にする」
これだね。
アヤさんがケアマネになったら、その人の暮らしに合う小さな工夫を見つけることが、とても大切になるよ。

予防的リハビリテーションを行う際の評価ポイントは何ですか?

アヤ: 馬淵先生、予防的リハビリテーションをするときは、どこを見て評価したらいいの?
馬淵: アヤさん、いい質問ですね。予防的リハビリテーションでは、「いま元気に見えても、これから困りそうなところ」を早めに見つけるのが大切です。
たとえば、次の点を見ますよ。
1. 体の力
 立つ、歩く、座る、手を使うなどの力です。
 たとえば、前より階段がつらくなっていないかを見る感じです。
2. 動く速さや安定さ
 歩くのが遅くなっていないか、ふらつかないかを見ます。
 たとえば、自転車でまっすぐ進めるかを確かめるようなものです。
3. 痛みや疲れやすさ
 少し動いただけで疲れてしまうか、体のどこかが痛くないかを見ます。
 たとえば、ランドセルが急に重く感じるかどうかです。
4. 毎日の生活のしやすさ
 お風呂、着替え、トイレ、食事が自分でできるかを見ます。
 たとえば、朝の支度に時間がかかるようになっていないかです。
5. 転びやすさ
 つまずきやすい、バランスを崩しやすいかを見ます。
 たとえば、狭い道でまっすぐ歩けるかを見るイメージです。
6. 気持ちの元気さ
 外に出るのが面倒、体を動かしたくない、そんな様子がないかも大事です。
 たとえば、遊びに行きたい気持ちが少なくなっていないかを見るのです。
7. 周りの環境
 家の段差、手すり、靴、杖の使いやすさも見ます。
 たとえば、部屋におもちゃが散らかっていて歩きにくくないか、という感じです。
アヤ: つまり、体だけじゃなくて、毎日の生活やおうちのことも見るんだね?
馬淵: その通りです、アヤさん。予防的リハビリは、体の点検だけではなく、くらし全体の点検です。
小さな変化を早く見つけると、大きく困る前に手を打てます。
アヤ: じゃあ、評価するときにいちばん大事なことってなに?
馬淵: いちばん大事なのは、その人が「これからも自分らしく生活できるか」を見ることです。
数字だけを見るのではなく、何に困りそうか、何を続けたいかを聞くことが大切ですよ。
アヤ: なるほど、未来の困りごとを先に見つけるんだね!
馬淵: そうです、アヤさん。予防的リハビリは、転ばないように前もって道をきれいにしておくようなものです。
少し先を見て、体・生活・気持ち・環境をていねいに評価するのがポイントです。

予防的リハビリテーションにはどんな専門職が関わりますか?

アヤ: 予防的リハビリテーションには、どんな専門職が関わるの?
馬淵: いい質問だね、アヤさん。予防的リハビリテーションには、いくつかの専門職が関わるよ。
たとえば、体を動かす練習を考える人、食事を見直す人、話しやすさや飲み込みを確かめる人、生活しやすい道具を考える人がいるんだ。
アヤ: 体を動かす人って、だれなの?
馬淵: 体を動かす人は、理学療法士だよ。
たとえば、転びにくくするために足の力やバランスを見たり、歩く練習をしたりするんだ。自転車の補助輪みたいに、体がうまく動くよう助けてくれるよ。
アヤ: ほかには、どんな人がいるの?
馬淵: 作業療法士もいるよ。
これは、着替えやごはん、トイレみたいな毎日の動きをやりやすくする人なんだ。おもちゃを片づけやすい置き方を考えるみたいに、生活のやり方を整えるんだよ。
アヤ: 食べることに関わる人もいるの?
馬淵: いるよ。栄養士や管理栄養士だね。
体が元気でいるには、食べものが大切だから、食事の形や量を考えるんだ。たとえば、元気な木に水や栄養がいるのと同じだよ。
アヤ: 話したり食べたりするのを見てくれる人もいる?
馬淵: そうだね。言語聴覚士が関わるよ。
ことばの練習だけでなく、飲みこみがうまくできるかも見てくれるんだ。のどを通る道を安全にする見守り役みたいなものだね。
アヤ: お医者さんや看護師さんも入るの?
馬淵: もちろん。医師や看護師も大切だよ。
体の病気がないかを見たり、毎日の体調を見たりして、ほかの専門職と力を合わせるんだ。みんなで1つの大きなチームになる感じだよ。
アヤ: ケアマネジャーは、何をするの?
馬淵: ケアマネジャーは、みんなの手をつなぐ役だよ。
たとえば、理学療法士、作業療法士、栄養士、言語聴覚士、医師、看護師がバラバラだと、うまく進まないことがあるよね。そこでケアマネジャーが、必要な人をつないで、ぴったりの支えを考えるんだ。
アヤ: なるほど! 予防的リハビリテーションって、ひとりじゃなくてチームなんだね?
馬淵: その通りだよ、アヤさん。
病気やけがをひどくしないために、体・食事・ことば・生活を、いろいろな専門職が一緒に見ていくんだ。まるで、たくさんの道具でお城を守るみたいにね。

予防的リハビリテーションで重要な日常生活動作は何ですか?

アヤ: 馬淵先生、予防的リハビリテーションで大事な日常生活動作って、どんなものがあるの?
馬淵: いい質問だね、アヤさん。予防的リハビリテーションで大事なのは、毎日のくらしを自分でできる力を保つことだよ。たとえば、立つ、座る、歩く、食べる、着替える、トイレに行く、顔をあらう、階段をのぼる、こういう動きが大切なんだ。
アヤ: へえ、毎日の動きが大事なんだね。どうしてそれが予防になるの?
馬淵: たとえば、自転車をずっと使わないとタイヤに空気が抜けやすくなるよね。体も同じで、動かさないと筋肉や関節がかたくなりやすいんだ。だから、毎日の動きを少しずつ続けることが、できることをへらさないための予防になるんだよ。
アヤ: じゃあ、歩くのだけじゃなくて、座ったり立ったりも大事なの?
馬淵: そうだよ、アヤさん。立つ・座るは、体の土台みたいなものなんだ。おすしをのせるお皿がぐらぐらしていたらこまるよね。体の土台がしっかりしていると、歩くのも、物を取るのもやりやすくなるんだ。
アヤ: トイレとか着替えも入るんだね。なんでそこも大事なの?
馬淵: うん。トイレや着替えは、毎日かならずやることが多いからね。ここが楽にできると、自分でできることがふえて、気持ちも元気になりやすいんだ。たとえば、ボタンをとめる、ズボンをはく、靴をはく、こういう動きもリハビリにつながるよ。
アヤ: なるほどー!じゃあ、予防的リハビリテーションでは、全部の動きを少しずつ大事にするの?
馬淵: その通りだよ、アヤさん。特に大事なのは、毎日の生活で使う動きをこまめに続けることだね。食べる、着替える、トイレ、移動、立ち上がり、このあたりを守ると、くらしやすさを保ちやすいんだ。
アヤ: わかった!じゃあ、ケアマネのお仕事では、そういう動きを見て考えるの?
馬淵: そうだよ。ケアマネは、その人がどんな動きならできるか、どこを手伝えばいいかを見て、くらしやすい方法を考えるんだ。アヤさんなら、そういう目線を持てると、とてもいいケアマネに近づけるよ。

予防的リハビリテーションを在宅で行うメリットは何ですか?

アヤ: 予防的リハビリテーションを在宅でやると、どんなよいことがあるの?
馬淵: いい質問だね、アヤさん。
在宅でやるメリットは、ふだんの生活の中で体を動かせることだよ。たとえば、家の中で立ち上がる、歩く、台所へ行く、トイレまで行く、こういう動きそのものが練習になるんだ。わざわざ特別な場所へ行かなくても、毎日の暮らしがそのままリハビリになるんだよ。
アヤ: ふだんの生活で練習になると、どうしていいの?
馬淵: それはね、体は使わないと少しずつ弱くなりやすいからだよ。
たとえば、自転車もずっと乗らないとこぎ方を忘れそうになるよね。体も同じで、毎日ちょっとずつ動かすと、筋肉やバランスが保ちやすいんだ。
アヤ: おうちだと、ほかにもいいことある?
馬淵: あるよ。おうちだと、その人の生活に合った練習ができるんだ。
たとえば、家の段差をどうまたぐか、ベッドからどう起きるか、浴室までどう移動するかみたいに、ほんとうに困る場面に合わせて練習できる。これがとても大事なんだ。
アヤ: それって、施設でやるのと何がちがうの?
馬淵: 施設では体の練習がしやすいけれど、家では「実際に毎日使う場所」で練習できるところがちがうよ。
たとえば、学校で縄跳びの練習をするのと、運動会の本番の場所で確認するのでは、少し感じがちがうよね。家だと本番に近い練習ができるんだ。
アヤ: ほかにも気をつけることある?
馬淵: あるよ。家族や介護する人も、やり方を覚えやすいんだ。
たとえば、椅子の高さを少し変えるだけで立ちやすくなることがあるし、手すりを使うと安全になることもある。おうちでやると、そういう工夫も一緒に考えやすいんだよ。
アヤ: つまり、おうちでやると毎日の動きが練習になって、くらしに合った工夫もしやすいってこと?
馬淵: そのとおりだよ、アヤさん。
予防的リハビリテーションを在宅で行うと、体を弱らせにくくして、今のくらしを続けやすくなるんだ。小さな動きを毎日つなげることが、元気な生活を守る力になるんだよ。
アヤ: なるほど、家の中の動きがそのまま練習になるんだね!
馬淵: そうなんだ。
アヤさん、もう一つ知りたいことがあったら、次は「どんな人に向いているの?」みたいに聞いてみると、もっと深く学べるよ。

予防的リハビリテーションを導入するタイミングはいつですか?

アヤ: 馬淵先生、予防的リハビリテーションを入れるタイミングっていつなの?
馬淵: アヤさん、いい質問ですね。
予防的リハビリテーションは、体が大きく弱る前に始めるのが大切です。
たとえば、おうちの階段がすべりやすくなる前に手すりをつけるような感じです。困ってからではなく、困りそうなときに先に準備するんですね。
アヤ: じゃあ、まだ歩ける人にはいらないの?
馬淵: そんなことはありません。
「まだ歩けるけれど、最近つまずきやすい」「少し立ち上がりにくい」「前より疲れやすい」こんな小さな変化があるときが、考え始める合図です。
小さな火でも早く見つければ大きな火事になりにくい、というのに似ています。
アヤ: どんな人に特にむいてるの?
馬淵: たとえば、
・最近あまり外に出ていない人
・病気やけがのあとで体力が落ちている人
・転びやすくなってきた人
・足や手がかたくなってきた人
こういう人には、早めに入れるとよいことが多いです。
アヤ: でも、いつ始めるか、むずかしくない?
馬淵: そうですね、ここは大事です。
始めるタイミングは「まだ大丈夫」ではなく、「このままだと心配かも」と思ったときです。
ケアマネの仕事では、本人の様子や家族のお話、体の状態を見て、早めにリハビリの人につなぐことがあります。
アヤ: つまり、転んでからじゃなくて、転びそうなときなんだね?
馬淵: その通りです、アヤさん。
予防的リハビリテーションは、転んだあとに直すためではなく、転ばないように体を守るために入れます。
だから、少しの変化に気づいた時が大事なタイミングです。
アヤ: もっと短くいうと?
馬淵: もっと短くいうと、
「困ってから」ではなく「困りそうなとき」に始める、です。
それが予防的リハビリテーションの考え方です。

予防的リハビリテーションの効果はどのように確認しますか?

アヤ: 予防的リハビリテーションの効果って、どうやってたしかめるの?
馬淵: いい質問ですね、アヤさん。予防的リハビリテーションは、体が弱らないように先まわりして行うリハビリです。効果をたしかめるには、始める前と、しばらく続けた後を比べます。たとえば、前より歩くのが楽になったか、立ち上がるのが早くなったか、転びにくくなったかを見ます。体力テストや、毎日のようすの記録も使いますよ。
アヤ: へえ、まえとあとを比べるんだね! でも、どんなことを見ればいいの?
馬淵: そうですね、たとえば「イスから自分で立てるか」「階段をのぼれるか」「お風呂やトイレの動きがしやすいか」を見ます。これは、鉛筆が短くなって書きにくくなる前に、新しい鉛筆を用意しておくのに少し似ています。こまる前に動きを見ておくのです。
アヤ: すごい! 数字でも見たりするの?
馬淵: はい、数字でも見ます。歩く速さ、立ち上がる回数、長く歩ける時間などです。数字にすると、前よりよくなったかがはっきりします。おたよりの点数みたいに、くらべやすくなるのです。
アヤ: じゃあ、家の人が見てることも大事なの?
馬淵: その通りです、アヤさん。家の人や先生が、「前より元気に動くね」「疲れにくそうだね」と気づくことも大切です。体の数字と、毎日のようすの両方を見ると、もっと正しくたしかめられます。
アヤ: つまり、まえとくらべて、動きやすくなったかを見るんだね!
馬淵: そうです。予防的リハビリテーションの効果は、体の測定、日常生活のようす、家の人の気づき、この3つを合わせて確認します。アヤさん、ほかに「転ばないためには何を見るの?」みたいなことも知りたいですか?

予防的リハビリテーションで気をつけるべき注意点はありますか?

アヤ: 馬淵先生、予防的リハビリテーションで気をつけるべき注意点ってあるの?
馬淵: あるよ、アヤさん。予防的リハビリテーションは、病気やけがをしないように体をよく動かすことだけど、むりをしすぎないことが大事なんだ。たとえば、かけっこで最初から全力を出しすぎると、すぐ疲れてしまうよね。リハビリもそれに似ていて、少しずつやるのがコツなんだ。
アヤ: どんなふうに少しずつやればいいの?
馬淵: まず、その人に合ったやり方にすることだよ。お年寄りや体が弱っている人は、いきなりたくさん歩いたり、むずかしい運動をしたりすると、かえって転びやすくなることがあるんだ。だから、イスから立つ練習、手足をゆっくり動かす練習みたいに、できることから始めるんだよ。
アヤ: ほかにも気をつけることある?
馬淵: あるよ。痛みが出たら止めること、めまいや息苦しさがないか見ること、転びやすい場所をなくすことも大切だよ。たとえば、お部屋におもちゃがちらかっていたらつまずくよね。だから、床をかたづけたり、すべりにくい靴をはいたりするんだ。
アヤ: 先生、やりすぎないのが大事なんだね!
馬淵: そのとおりだよ、アヤさん。もう一つ大切なのは、毎回ようすを見ながら進めることなんだ。顔が赤すぎないか、疲れすぎていないか、前より歩きやすくなっているかを見て、ちょうどいい量にするんだよ。
アヤ: もし迷ったらどうしたらいいの?
馬淵: 迷ったら、理学療法士やお医者さん、まわりの専門の人に聞くといいよ。予防的リハビリテーションは、みんなで見守りながら進めるお手伝いみたいなものなんだ。アヤさん、次は「転ばないための工夫」も聞いてみる?

予防的リハビリテーションに活用できる社会資源は何ですか?

アヤ: 予防的リハビリテーションに活用できる社会資源って、どんなものがあるの?
馬淵: アヤさん、いい質問ですね。予防的リハビリテーションで使える社会資源は、体が弱くなるのを防いだり、元気に動けるように助けてくれる場所やサービスのことです。たとえば、地域の体操教室、介護予防教室、デイサービス、健康づくりの講座、地域包括支援センターなどがあります。
たとえるなら、体を守るための「町の助っ人」みたいなものです。
アヤ: 体操教室とかデイサービスって、どうして予防にいいの?
馬淵: 体操教室では、足や腕を動かして筋力を保てます。筋肉は、体を支える土台のようなものです。土台がしっかりすると、転びにくくなります。
デイサービスでは、お風呂や食事だけでなく、体操や脳トレをするところもあります。お友だちと話すことも、心と体の元気につながります。
アヤ: 地域包括支援センターって、なにをしてくれるの?
馬淵: 地域包括支援センターは、困ったときに相談できる「地域の案内所」みたいな場所です。
たとえば、「最近、歩くのが少し大変」「どんな教室に行けばいいの?」というときに、合いそうなサービスを教えてくれます。
アヤ: ほかにもあるの?
馬淵: ありますよ。たとえば、
・保健センターの健康相談
・自治体の介護予防事業
・訪問リハビリ
・通所リハビリ
・ボランティアの集まり
こうしたものも役に立ちます。
水道のパイプが少しずつ弱る前に、点検や手入れをするようなものだと考えるとよいです。
アヤ: どうやって、その人に合う資源を選ぶの?
馬淵: まず、その人が今どんなふうに動けるか、どこが心配かを見ます。次に、家から通いやすいか、続けやすいか、楽しく参加できそうかを考えます。
つまり、靴を選ぶときと同じで、足に合わないと歩きにくいですよね。社会資源も、その人に合うものを選ぶのが大切です。
アヤ: ケアマネになったら、そこを考えればいいんだね?
馬淵: そのとおりです。ケアマネは、体のこと、家のこと、気持ちのことを見ながら、使いやすい社会資源をつなぐ役目です。
アヤさんは、まず「どんな助けがあるかな」と考える力を育てると、とてもよいケアマネに近づけます。

予防的リハビリテーションの相談先はどこですか?

アヤ: 予防的リハビリテーションの相談先はどこですか?
馬淵: アヤさん、よい質問ですね。
予防的リハビリテーションの相談先は、まずは次のところです。
1. かかりつけのお医者さん
2. 地域包括支援センター
3. 介護保険の窓口
4. 病院のリハビリの先生
たとえば、体のことを家の点検にたとえると、
お医者さんは「どこを見ればいいか教えてくれる人」、
リハビリの先生は「元気に動けるように手伝う人」です。
アヤ: じゃあ、まずどこに行けばいいの?
馬淵: いちばん行きやすいのは、かかりつけのお医者さんです。
そこで「転ばないようにしたい」「体が弱らないようにしたい」と伝えると、必要な相談先につないでくれます。
アヤ: 地域包括支援センターって、どんなところ?
馬淵: 地域包括支援センターは、困ったことをまとめて相談できる場所です。
たとえば、学校でいうと「なんでも相談室」のようなものです。
体のこと、介護のこと、これからのことを一緒に考えてくれます。
アヤ: リハビリの先生には、どんなことを相談するの?
馬淵: 「もっと歩きやすくしたい」「転ばない体になりたい」「家でできる運動を知りたい」などです。
リハビリは、体をこわした後だけではなく、こわさないためにも使います。
ちょうど、運動会の前に少しずつ練習して体を整える感じです。
アヤ: つまり、相談先はひとつじゃないんだね?
馬淵: その通りです。
まずはお医者さん、次に地域包括支援センター、必要なら病院のリハビリの先生、という順番で考えるとわかりやすいです。
アヤ: もし迷ったら、どうしたらいい?
馬淵: 迷ったら、地域包括支援センターに聞くのがよいです。
そこが入口になって、合う場所へ案内してくれます。
地図でいうと、最初の案内板のような役目です。
アヤ: よし、少しわかったよ!
馬淵: いいですね、アヤさん。
大事なのは、「体が弱らないうちに相談する」ことです。
それが予防的リハビリテーションの大切な考え方です。

予防的リハビリテーションの導入事例にはどんなものがありますか?

アヤ: 馬淵先生、予防的リハビリテーションの導入事例にはどんなものがありますか?
馬淵: アヤさん、いい質問ですね。
予防的リハビリテーションは、病気やけががひどくなる前に、体の元気を守るために行う取り組みです。たとえば、こんな導入事例があります。
– イスに座ったままできる体操
→ 足や腕を少しずつ動かして、筋力が落ちにくいようにします。
– つまずきにくくする練習
→ 片足立ちや、ゆっくり歩く練習をして、転びにくい体を作ります。
– 毎日の生活動作の練習
→ 立つ、座る、服を着る、階段をのぼるなどを続けて、できることを保ちます。
– お口の体操
→ 口を大きく開けたり、舌を動かしたりして、食べる力や話す力を守ります。
– 体を動かす習慣づくり
→ 公園を歩く、ラジオ体操をするなど、毎日少し動くことを習慣にします。
たとえるなら、体のリハビリは「こわれてから直す」だけでなく、「こわれにくくするための点検」みたいなものです。
アヤさん、ここで考えてみましょう。
たとえば、お年寄りが「最近、よくつまずく」と言っていたら、どんなリハビリを始めるとよさそうですか?
アヤ: うーん、足をきたえる体操とか、歩く練習がいいと思う! でも、なんで転ぶ前にやるの?
馬淵: そうですね、アヤさん。
転んでからだと、けがをして動けなくなることがあります。すると、ますます足が弱くなってしまうことがあるのです。
だから、転ぶ前に少しずつ体を動かして、転びにくい体にしておくことが大切です。
アヤさん、もう一つ考えてみましょう。
お口の体操は、どんな人に役立つと思いますか?
アヤ: ごはんを食べるのがむずかしくなりそうな人とか、しゃべりにくい人かな?
馬淵: その通りです。
お口の体操は、食べものをうまくかむ力や、飲みこむ力を守るのに役立ちます。
つまり、むせにくくしたり、食事を楽しみやすくしたりする助けになるのです。
アヤさん、ケアマネをめざすなら、とても大事な見方です。
「今こまっていること」だけでなく、「これからこまりそうなこと」も見て考えると、もっとよい支えができますよ。
アヤ: なるほどー! じゃあ、介護がいらなくなるためのリハビリってこと?
馬淵: そういう考え方に近いですね。
正しくは、「介護が必要になるのをおそくしたり、少なくしたりするためのリハビリ」と考えるとよいです。
たとえば、毎日少し歩く、体操をする、口を動かす、生活の動きを続ける。
こうした小さな積み重ねが、大きな元気につながります。
アヤさん、もし次に学ぶなら、
「どんな人に、どんなリハビリを、どのくらい続けるか」まで考えると、もっと上手に説明できるようになりますよ。

予防的リハビリテーションを学ぶとケアマネ業務にどう役立ちますか?

アヤ: 予防的リハビリテーションを学ぶと、ケアマネの仕事にどう役立つの?
馬淵: いい質問だね、アヤさん。予防的リハビリテーションは、体が元気なうちから「できなくなりそうなこと」を減らすための工夫だよ。たとえば、転びやすい人が転ばないように足腰を鍛えたり、手すりをつけたりすることだね。ケアマネは、その人がこれからも自分らしく生活できるように考える仕事だから、とても役に立つんだ。
アヤ: なんでケアマネにそんな知識がいるの?
馬淵: ケアマネは、困っていることを見つけて、どんなサービスが合うか考えるんだ。もし予防的リハビリテーションを知っていれば、今すぐ介助を増やすだけじゃなくて、体の力をのばして助けを少なくする案も出せる。たとえば、買い物に行きにくい人に、ただ代わりに買う方法だけでなく、歩く練習や休み方の工夫も考えられるんだよ。
アヤ: それって、どんなときに使うの?
馬淵: たとえば、ちょっと足が弱ってきたお年寄りがいるとするね。何もしないと、だんだん外に出るのが大変になるかもしれない。そこでケアマネが予防的リハビリテーションの考えを使うと、体操、歩く練習、家の中の段差をへらす工夫などを組み合わせて、悪くなりにくくできるんだ。
アヤ: じゃあ、ケアマネは先生みたいに運動も教えるの?
馬淵: そうだね、ケアマネは運動の先生そのものではないけれど、運動が必要な人を見つけて、リハビリの先生や病院とつなぐ役目があるよ。たとえば、学校でけがした子に「保健の先生へ行こう」と案内するみたいに、ケアマネはその人に合う人や場所へつなぐんだ。
アヤ: ほかにも役立つことある?
馬淵: あるよ。予防的リハビリテーションを学ぶと、「今できることを守る考え方」が身につくんだ。だから、ただ介護を増やすだけでなく、できることは自分で続けられるように考えられる。これは、その人の元気を長く保つことにつながるよ。
アヤ: つまり、元気をへらさないように考えるってこと?
馬淵: その通りだよ、アヤさん。ケアマネは、困りごとが大きくなる前に動くことが大切なんだ。予防的リハビリテーションを学ぶと、早めに気づいて、早めに支えられるようになるんだよ。もし次に知りたいなら、「ケアマネが見るポイント」もいっしょに話せるよ。